先月「マスタールール4」への移行が発表され、既存のエクストラデッキのカードに頼った動き方が大分制限され、
1度沈んでしまったこのマイナスの雰囲気を払拭してくれるような規制緩和方向での制限改訂を期待していたのに、
結局、制限改訂では緩和要素が少なめで、「十二獣」の規制にしても、最低2枚無いと意味をなさないカードを制限にしてしまったりと、
実際、昨日のオフ会で色々な方にお話を伺いましたが、
コナミへの不信感が高まっているというか、ユーザー離れが進んでしまっているというのが、正直な感想で、
個人的にはかなり残念な気持ちになりましたorz
話を聞いている中で、個人的に1番印象に残ったのが、
「今まで使えていたカード達が一気に使えなくなって、リンク召喚に必要なモンスターを買わされている感がするのが納得がいかない」
って話だったのですが、
これは、「ビジネス」と「スタン落ち」に関係がありそうで、
いつか自分も記事にまとめておきたいと思っていたので、ちょうど良い機会ですので、
今回は、自分の考えるそこら辺の事柄を簡単にまとめておきたいと思います！
それでは、早速↓↓↓
◎「スタン落ち」とは？
「スタンダード落ち(以下スタン落ち)」とはTCGにおいて、公式大会に使われる標準的なレギュレーションで定期的に過去のカードを使えなくするルールのこと。
例えばMTGなら、「スタンダード」と呼ばれるフォーマットで新パック発売されて使える期間が約1年半〜2年のみ、
個人的には、TCGはこれまでほとんど遊戯王1本でやってきたので、「過去のカードプールが使えなくなる＝買ってもいつか使えなくなるなら、買う価値無い」みたいな概念があったのですが、
例えば、遊戯王でも今から約2年前のカードって、「セフィラ」や「幽鬼うさぎ」、「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」が出た「CROSSOVER SOULS」ってパックが発売された頃ですよｗ
もしかしたら自分だけかもですが、これ大分昔って印象を受けませんか？？
一見この「スタン落ち」って制度は、過去のカードが使えなくなっちゃうので、大分ユーザーに冷たいというか、毎回新パックのカードを買わざるを得なくなる恐ろしい制度だと思われますが、
結局、そのカードゲームを続けるためには、気付いた頃には皆さん定期的にパックを買い続けていくわけですし、
当然、メーカーは「ビジネス」なので、一定数の売上を伸ばすためには、新パックに、そのパックを買ってもらえる魅力的な要素を詰め込む必要性がありますよね！
その過程で、カードパワーが上がってしまって、実質的に過去のカードの上位互換が出てしまうってのは、もはや日常茶飯事ですが、
個人的には、それも本質的には、「スタン落ち」と同じだと思うんですよね〜
つまり、我々遊戯王ユーザーは新要素を取り込みつつ、過去のテーマを使って遊ぶことを好んでいたってことで、
今までコナミ側がある意味、ユーザー側にそれを悟られないように上手くスタン落ちを繰り返して来ていたのが、
それも多少限界に来て、今回の「マスタールール4」への移行で、大々的に戦略を変えて来たって感じだと思います！
ここで、話を冒頭の「ビジネス」と「スタン落ち」の話に戻しますが、
今回の「マスタールール4」への移行に伴い、これから遊戯王を続けて行くためには、恐らく「リンクモンスター」が必須になると思いますが、
コナミ側の表現の仕方が変わって今まで表面的に感じにくかった「ビジネス」的な側面が露骨に表面に見えるようになっただけで、
結局どのTCGでも、新作が出たらその新しいカード達を買うってことに代わりは無いと思いますので、
そういう意味で、個人的にそこまで拒絶反応を示す必要性があるのか？
ってのを疑問に感じましたし、素直に受け入れた方が得策な気がしてならないですねｗ
メーカーが提供するその「コンテンツ」を判断する→好感を持ち続けるために対価を払う→メーカーが潤う→供給を続ける→ユーザー歓喜ｗ
というような「メーカー」も「ユーザー」も「win-win」のサイクルが出来上がっているうちは、心配は無いと思いますが、
これまで、コナミが避けてきた「スタン落ち」みたいなことをあまりにも直接的でユーザーに解りやすすぎる形で、ぶつけてきたのが、
ちょっとあれだったと思いますが、結局コナミも「ビジネス」ですし、
我々はそれで楽しませてもらっているので、その「対価を払う」ってのは、当然のことだと思いますね！
文面だけでちょっと見づらくなってしまいましたが、最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました(´-∀-｀；)
