Spring's Diary

遊戯王・MTG・ゲートルーラー・ボードゲーム等、完全に趣味の事をつらつらとw

MTG:(祝)統率者1周年!

去年の今頃、自分が初めてMTGの「統率者戦」って言う遊び方に触れてから、1年の月日が経過したようです!

たまたま通販サイトの購入履歴を見ていたら、初めて購入した「統率者セット2013 回避態勢(緑青白)」を注文したのが5月25日だったようで、

ちょうど1周年ってことで良い機会ですし、もっともっと統率者人口が増えていって欲しいという思いを込めて、


また改めて「統率者戦」ってのが、どういうものなのか取り上げておこうかと思いますw


それでは、早速↓↓↓


Q:統率者戦って?


A:通常の1vs1はもちろん、多人数戦(バトルロイヤル)で遊べるという特殊な形式での遊び方のことです!

カードプールはヴィンテージ基準という一部の禁止カードを除き、ほぼ全てのカードが使用可能になりますw


ただし、「統率者戦」のデッキ構築は少々特殊で、

いくつか注意しないといけない点があります;;

詳細は下記にて↓↓



1.まず、「統率者」と呼ばれる「伝説のクリーチャー・カード」を1枚選ぶ!


「統率者」の固有色は、デッキ内に入れられるカードの固有色を指定し、統率者の固有色に含まれない固有色を持ったカードをデッキに入れることはできない。デッキ内のカードはその色のマナしか生み出せず、不適正な色マナを生み出す場合は代わりに無色マナを生み出す。


つまり、「統率者」のマナの色のカードと無色のカード(アーティファクト等)しかデッキに入れることが出来ないということですね〜


※土地カードは基本無色ですが、テキスト欄にシンボルマークを含んでいる場合、統率者のマナシンボルと合わない場合は投入できません


例えば、自分が購入した「回避態勢」という統率者戦用の構築済デッキの場合は、




このデッキの「統率者」候補は、「浄火の戦術家、デリーヴィー」というクリーチャーで、

☆「浄火の戦術家、デリーヴィー」



(緑)(白)(青)
伝説のクリーチャー — 鳥(Bird) ウィザード(Wizard)

飛行
浄火の戦術家、デリーヴィーが戦場に出るたび、またはあなたがコントロールするクリーチャー1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、パーマネント1つを対象とする。あなたはそれをタップまたはアンタップしてもよい。

(1)(緑)(白)(青):統率領域にある浄火の戦術家、デリーヴィーを戦場に出す。

2/3


この「統率者」の持つマナが「緑・白・青」なので、自分はデッキに投入できるカードの色がこの3色関連+無色のカードになるってことですね〜


ただし、下記の「黄金牙、タシグル」ような伝説のクリーチャーで、テキストに別の色のマナシンボルを保有している場合も、複数の色マナのカードをデッキに投入出来ます!


☆「黄金牙、タシグル」



黄金牙、タシグル (5)(黒)


伝説のクリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
(2)(緑/青)(緑/青):あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。その後、対戦相手1人が選んだあなたの墓地にある土地でないカード1枚を、あなたの手札に戻す。
4/5


召喚するためのマナコストは「黒」だけですが、テキストに「緑・青」を含むマナシンボルがあるので、

もしこのカードを統率者にした場合、デッキには「黒・緑・青」の3色のカード+無色のカードを投入できるということになります!



2.統率者戦のデッキは、統率者を含め100枚ちょうどで作成しなければならない!


実際にこの統率者戦という形式でプレイする場合は「統率者領域」と呼ばれる統率者専用の

スペースに「統率者」を置いてからゲームが開始されるので、

メインデッキ99枚+統率者1枚=100枚

ということになるようです!


3.基本土地を除き、デッキ内に複数の同名のカードを入れてはいけない!


簡単に言えば、ハイランダー仕様のデッキにしなければならないってことですね〜


通常同名カードを4枚投入可能なMTGの場合、高額カードを4枚集めるのはかなり大変ですが、


1枚だけなら・・・

って誘惑がヤバいですねw


ですがまぁ、ハイランダーだからこそ色々なカードをデッキに投入出来て、毎回違った動きが出来そうで面白いですよ^^


4.基本的にスタン落ちという制度が無い!


ヴィンテージで認められている全てのカードを使用でき、禁止カード・制限カードも基本的にそれに準拠するので、

昔のカードも使う事ができ、1度集めてしまえば、長らく遊べるってのが魅力的ですw


自分がこの統率者を始めようと思ったきっかけはハイランダーの件もそうですが、

この点が一番デカかったかもですヾ(*´∀`*)ノ


※ただし、以下の特例が存在する。 追加として以下のカードを禁止カードとする。


天秤/Balance
生命の律動/Biorhythm
Black Lotus
陰謀団の先手ブレイズ/Braids, Cabal Minion
チャネル/Channel
合同勝利/Coalition Victory
引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn
上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
Fastbond
けちな贈り物/Gifts Ungiven
グリセルブランド/Griselbrand
Karakas
Library of Alexandria
限りある資源/Limited Resources
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
一望の鏡/Panoptic Mirror
絵描きの召使い/Painter's Servant
原始のタイタン/Primeval Titan
変幻の大男/Protean Hulk
繰り返す悪夢/Recurring Nightmare
ノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
隔離するタイタン/Sundering Titan
星の揺らぎ/Sway of the Stars
森林の始源体/Sylvan Primordial
Time Vault
Time Walk
修繕/Tinker
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
企業秘密/Trade Secrets
激動/Upheaval
世界火/Worldfire
ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain


5.ライフポイントは40点!


多人数戦を意識しているというだけあって、さすがにライフ20じゃ、

自分のターンが回ってくるまでにあっという間に殺されちゃう危険性もありますし、

ハイランダーなので、デッキが回り出すまでに時間かかりそうですからねw


さて、通常のデッキ構築との変更点は主に上記の事柄のようですが、

それ以外にも「統率者」には特殊なルールが存在しているようです!


◎統率者が統率領域にある間、マナコストさえ支払えば、それを何度でもプレイすることができる!


統率者がいずれかの領域から墓地か追放領域に置かれる場合、

オーナーは代わりにそれを統率領域に置くことができるようで、何度でも再利用が出来るようですね〜

ただし、統率者をプレイする場合、これまでに統率者をプレイした回数1回につき基本のマナコストに追加で

無色2マナを支払わなければいけないようです!

※統率者は通常のクリーチャー呪文を唱えるタイミング制限が適用されます(ただし瞬速を持っていたり、《ヴィダルケンの宇宙儀》等の効果がある場合を除きます)。


以上が通常のMTGのゲームと大きく異なる点ですが、

統率者戦専用の構築済デッキが3500円前後で販売されているので、

遊戯王のストラク3個を買うような感覚で、

まずは、それを買ってみて遊んでみるのも良いかもですね(´∀`)



一年前より確実に統率者戦に夢中になってますし、今後ますますのめり込む未来しか見えないレベルで楽しいですね(っ´∀`c)


恐らく、カードプールがめちゃくちゃ広いので、ちょっとずつデッキ構築をいじってみてはデュエル、いじってみてはデュエルって感じで、

日々の変化(成長)を実感でき、それがまた育成に近いようなカードゲームの原点的な楽しさが詰まっているからこんなにハマっちゃったんですかね?w