最近、MTGの統率者戦で「3マナ以下のカードのみを使った」、「タイニー・リーダーズ」という少し特殊なフォーマットで遊べる機会があったのですが、
普段の統率者戦では使いにくいような低コスト帯のカードが生き生きと使える=通常のMTGの感覚で遊べる統率者戦ってことで、
通常の統率者戦とは違った魅力があってこれはこれで面白いと思えましたので、
今回はその「タイニー・リーダーズ」というフォーマットについて取り上げておきたいと思います!
個人的には、既に取り上げていたと思っていたのですが、
まだ取り上げていなかったようです(´-∀-`;)
それでは、早速↓↓↓
☆「タイニー・リーダーズ」
タイニー・リーダーズ(Tiny Leaders)は、非公式フォーマットの1つ。統率者戦のバリエーションであり、「デッキ枚数は通常の半分(統率者含め50枚)」「3マナ以下のカードのみで構築する」というニ点が特徴。
◎構築ルール
統率者として点数で見たマナ・コストが3以下の伝説のクリーチャー・カードを1枚選ぶ。共闘を持つ伝説のクリーチャー・カードを2枚用いることもできるが、その際はデッキの固有色が3色以下になるように選ばなければならない。
統率者の固有色ルールに従い、ハイランダー構成で点数で見たマナ・コストが3以下のカードのみを用いてデッキを構築する。デッキの枚数は統率者と合わせて50枚で構築する。
まさかの「共闘」での4色は禁止だったんですねww
でもまぁ、別に4色でも、構築がきつくなるだけですし、うちで遊ぶ分には、全然問題無いかと・・・
◎ゲームルール
基本的には、統率者戦でのルールを適用し、変更点は下記の2点
1.プレイヤーの開始時のライフの総量は25点である。
2.統率者ダメージのルールは適用しない。
◎禁止カード等
ヴィンテージにおける禁止カード、および点数で見たマナ・コストが4以上のカードに加え、下記のカードは禁止
Ancestral Recall
天秤/Balance
Black Lotus
黒の万力/Black Vise
チャネル/Channel
相殺/Counterbalance
Demonic Tutor
大地の知識/Earthcraft
トレストの密偵長、エドリック/Edric, Spymaster of Trest
Fastbond
ゴブリン徴募兵/Goblin Recruiter
丸砥石/Grindstone
隠遁ドルイド/Hermit Druid
伝国の玉璽/Imperial Seal
Library of Alexandria
カラカス/Karakas
魔力の墓所/Mana Crypt
Mana Drain
魔力の櫃/Mana Vault
金属細工師/Metalworker
精神錯乱/Mind Twist
Mishra's Workshop
Mox Emerald
Mox Jet
Mox Pearl
Mox Ruby
Mox Sapphire
ネクロポーテンス/Necropotence
Shahrazad
頭蓋骨絞め/Skullclamp
太陽の指輪/Sol Ring
露天鉱床/Strip Mine
適者生存/Survival of the Fittest
肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind
Time Vault
Time Walk
Timetwister
トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
梅澤の十手/Umezawa's Jitte
吸血の教示者/Vampiric Tutor
Wheel of Fortune
ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
※以下の伝説のクリーチャー・カードは統率者に指定できない
上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant
ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary
浄火の戦術家、デリーヴィー/Derevi, Empyrial Tactician
自分もリストを見比べてビックリしたのですが、通常の統率者戦で禁止カードでもタイニ―だったら使えるカードがあるようで・・・w
《限りある資源/Limited Resources》
《ラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissary》(非統率者)
《上位の空民、エラヨウ/Erayo, Soratami Ascendant》(非統率者)
《繰り返す悪夢/Recurring Nightmare》
《修繕/Tinker》
《企業秘密/Trade Secrets》
上記のカード達を使ってみるってのも面白そうですねw
ちなみに、自分は「カードショップ Shima」で買った初心者向けデッキ「模範操縦士、デパラ」をタイニーの統率者にしていますが、
☆「模範操縦士、デパラ」(1)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — ドワーフ(Dwarf) 操縦士(Pilot)
あなたがコントロールする他のドワーフ(Dwarf)は+1/+1の修整を受ける。
あなたがコントロールする各機体(Vehicle)はそれぞれ、それがクリーチャーであるかぎり+1/+1の修整を受ける。
模範操縦士、デパラがタップ状態になるたび、あなたは(X)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーの一番上からカードをX枚公開し、その中からすべてのドワーフ・カードと機体カードをあなたの手札に加え、その後残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
3/3
通常の統率者戦では、冗談にも強いとは言えませんが、タイニーで使う分には、
自軍全体強化とデッキを「機体」と「ドワーフ」に寄せて組めばアドバンテージまで取れる可能性があるってことで、かなり強い部類の統率者な気がしますねw
MTGは統率者戦がメインという少々レアな我々からすれば、この手の低マナコスト系のカード達はなかなか出番がありませんでしたが、
「タイニー・リーダーズ」でなら、使える可能性がありますので、
そういう意味で、余り物で良いので是非デッキを組んでみて欲しいですねw
自分も体験してもらうためにあと、1〜2個デッキ組んでみたいですね〜